(出典 pbs.twimg.com)
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格闘中に氷から抜け出せなくなった2頭のオスのヘラジカ(ムースとも呼ぶ)。彼らの最後の戦いは、文字通り凍結された。
2016年11月初旬、ベーリング海沿いの米国アラスカ州ウナラクリートで、厚さ20センチの氷に埋もれたヘラジカたちを2人のハイカーが見つけた。
「2頭のオスがメスをめぐって格闘しているうちに膠着状態になり、氷に閉じ込められたのだろう。このまま取り出して、世にも珍しい剥製を作りたい」と、
発見者に呼ばれてこのヘラジカを見に来たジェフ・エリクソン氏はフェイスブックに書いている。
そして数日後、同氏はヘラジカを氷から取り出し、「次はきれいに洗ってやらなくちゃ」と書いた。「たぶん一生に一度の経験だ」
このヘラジカを最初に見つけたのは、エリクソン氏の友人で、理科と社会科の教師をしているブラッド・ウェブスター氏。
最近アラスカに引っ越して来た別の友人とともに、自分が管理しているキャンプ場を見て回っている時のことだった。
おそらく、2頭のヘラジカが縄張りかメスをめぐって争っているときに角が絡まってしまったのだろう、と2人はフェイスブックでコメントしている。
秋の繁殖期には、オスは他のオスに対して非常に攻撃的になりがちだ。
冷たい水に落ちて溺れ、そのまま気温の低下で急速に凍った可能性が高いというのが2人の考えだ。
カナダのアルバータ大学を引退した生物学者でヘラジカの専門家、ビル・サミュエル氏にとってもこんな様子を見たのは初めて。
だが、この動物の力の強さと角のでこぼこした形状を考えると、お互いの角が絡んで身動きが取れなくなることもあるだろうと語る。
「体の大きさが同じくらいのオス同士が、威嚇し合うだけでは優劣を決められない場合、まれにこういうことが起こります」
サミュエル氏によれば、角が絡まった2頭のヘラジカの頭骨はこれまでも時おり見つかっているが、氷の中で発見されたのは最近の記録では初めてだ。
オジロジカやアカシカの場合はヘラジカより角が絡み合いやすいが、それでも珍しいことに変わりはないとサミュエル氏。
同じように、ハクチョウでも争っているあいだに首が絡まってしまうことがたまにある。
「身動きが取れなくなった2頭のシカが、そのままコヨーテに食べられてしまったという話を聞いたことがあります」とサミュエル氏は付け加えた。
「自然もひどく意地悪なときがあるんですね」
http://natgeo.nikkeibp.co.jp//atcl/news/16/112200449/
>>1
氷から取り出して洗って剥製作るのかよ。
氷から取り出したら、別々に得られた二頭を組み合わせたのと何ら変わらないじゃないか...。
>>1
氷漬けのヘラジカ見つけた→剥製にしようって感覚が分からん
綺麗に洗おうとか、余計なことしないでほっといてやれよ
水入りじゃなくて凍り入り
文字通り凍結ワロタ
夫婦ヘラジカならともかく、*だ後も死因となった敵と一緒なんていやだろw
>>21
まさに永遠のライバルすな
ヘラジカって危険な動物らしいな
全体の写真がないとすごさがわからない(´・ω・`)
いやいや、凍る前にやめろよ…
氷河期の動物かと思った
けんかをやめてーって近くで見守るメスはいないのか?
最後は励まし合って和解して息絶えた
>>66
ムースA「俺、生まれ変わったらメスになるよ」
ムースB「じゃ俺はオスで」
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