クレヨンの「肌色」、バンドエイドの「肌色」。とくに日本人はそのベージュカラーの製品を、さしたる違和感も抱かず使ってきた。
だが、おとずれた「多様化」の時代、「白人の肌の色」を前提に作られたそれらの製品を、多種多様な人種民族の消費者があまねく使わされていることの方が不自然だ、という声がようやく市場に響くようになった。
以下、クレヨラとバンドエイドの「肌色多色展開」について、ハーレム在住で、ブラックカルチャーや移民・エスニックカルチャー、アメリカ社会事情全般について日本の媒体へ旺盛に発信を続ける堂本かおる氏にご寄稿いただいた。
■「マッチする色がない」ガッカリ感。自尊心の欠落にも
アメリカのクレヨン最大手のクレヨラと、絆創膏の代名詞とも言えるバンドエイドが相次いで「肌色」の多様化商品を売り出した。クレヨラは通常の24色入りとは別に、同じく24色もの異なる肌色だけを詰めた「カラーズ・オブ・ザ・ワールド」を、バンドエイドは「アワトーン OurTone」と名付けた茶色の濃淡3色をそれぞれ販売開始した。
日本では「肌の色だけで24色!?」と驚かれると思うが、アメリカでは化粧品のファンデーションは何年も前から各社40色程度の展開となっている。人種民族が多様なアメリカではそれほど肌の色に対するこだわりがある。というより、幼い子供たちの素直な感性に応えるための多色化だと言える。
自画像を描く子供を見ていると、自分の肌にもっとも近い色を選ぼうと、小さな手にクレヨンを当てて見比べている。マッチする色がなかった時のガッカリ感は「自分はおろそかにされている」という自尊心の欠落を招いてしまう。マイノリティーの子供には同じことがクレヨンだけでなく、人形や絵本、アニメや偉人伝から習い事のバレエのレオタードやトゥシューズに至るまで、あらゆる局面で日々起こり続けるからだ。
■茶のバンドエイド発売時、「涙が出そう」
全く同じ理由により、茶色のバンドエイドが発売された時には大人が「こんなの初めて!」「涙が出そう」「なぜこれほど待たされたのか」といったレビューを投稿した。明るいベージュでも絆創膏としての機能は損なわれない。だが、あらゆる商品が白人の肌の色を基準に開発されており、黒人、ラティーノ、南アジア系など肌の色の濃い人たちは「自分たちは尊重されていない」、さらには「二級市民扱いだ」とすら感じてきた。
「たかが絆創膏くらいでおおげさな」は、マジョリティー側の視点だ。人の日常生活は絆創膏やクレヨンのような些細なものの集積とも言える。その些細なものが全て自分のために作られ、それを当たり前として享受する層は、そうでない層の痛みに気付かない。
(出典 futabaforest.net)
(全文はこちら)
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f1756549b7fb42740a024114d102b79a4111c18
>>1
「肌色」が白っぽかったのは白人の肌の色を前提にしたからじゃない。
多くの人の望む色がその色だったから。
日本でも「色の白いは七難隠す」と言われた。
黒人も白い肌の色にあこがれた。
成功者のマイケル・ジャクソンでさえ渇望していた。
そこを抜きにして「肌色はたくさんある」と言っても的外れ。
>>1
いよいよ気持ち悪い世の中になってきたな
肌色がうすだいだい色になり幾年月
元からある肌色と合致する人なんているのか?
いちいち自分の肌の色で選ぶの面倒そう
肌色は日本語です
民族的歴史的経緯があるだけ
言葉狩りはアホくさい
>>11
そう。そこがポイント。
Hadairo じゃないわけだ。
マジョリティとレイシズムの区別ができてないから、言葉狩りに走ってしまってる。
あー気持ち悪い
バンドエイドは透明で済むんじゃねーの?
そもそも自身のアイデンティティってそこまで尊重して欲しいもんなのかしら?
俺はちょっとくらい違和感あってもアジャストできるのでそこまで気にしてないのよなw
>>15
んだな。外国でイエローモンキーと言われたら「はいイエローモンキーですが何か?」てなもんよ。
なんだ、青色とかも入れているのかと思ったわ
松崎しげる色もあるんだな?
IT用語も、マスタースレイブが消えて、北南に置き換わってマジややこしい
>>22
マジかと思って調べてみたらマジだった
言葉でいちいち揚げ足とんのいい加減アホくさいな
桜の花びらはピンクや薄紅の他に白も黄色も緑もあるが、桜色と言えば淡いピンク
それを認めないのは言葉への冒涜
画像の色味を見る限り白人差別では?
性別の件でもそうだけど多様性多様性いってる人ほど自意識過剰で自己主張がしたいだけって印象
立派だな
でも売れない
そんなに地味な色ばっかのクレヨン買わない
バンドエイドの色違いを並べるほど棚に余裕はない
めんどくさ
まあ日本も移民が入ってくるから対岸の火事じゃなくなるよね
日本人が会社を興してバンドエイドを作るなら、当然日本人の肌の色に合わせた物が売れると考えるだろう。
黒人のガーナ人が会社を興してバンドエイドを作るなら、黒いのが売れると考えるだろう。
あとは純粋に会社を興せる経済力の問題だ。
最近は、安いバンドエイドはみんな中国製で輸出されるのも中国製だから、黄土色っぽいのが世界中に出回ってる。
けど、より黒人に好評のバンドエイド売って売り上げシェアを伸ばしたければ、アフリカに輸出向けのバンドエイドは黒色で生産をするようにした方が良いよね。
>>74
これだよね
黒人中心の国で描かれる人物画は
黒くとなる、黄色人種中心の国で
描かれるなら薄橙になる
それだけのこと
肌色は日本人の平均的な肌色だろ
焦げ茶の肌のやつもいるし、美白の肌の奴もいる
だからなんなの?
日本で売るクレヨンの場合は、
日本で言うところの従来の肌色と
こげ茶色があれば
人物を描く際のたいていの用は足りる
誰が買うんだ? これ?
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