2017年06月29日 18時07分 更新
90年前の電池がまだ動いたァ!? Twitterに投稿された「大正時代の電池」動画に衝撃
大正浪漫を感じる。
[あゆみん,ねとらぼ]
見るからに古い乾電池を電卓に繋いでみたら起動した……そんなウソみたいな本当の話がTwitterで話題になっています。
https://twitter.com/hieiteitoku1121/status/878469791391993856
投稿したのはノイビス@比叡提督(@hieiteitoku1121)さん。古い物を集めるのが好きで、この乾電池はたまたまネットで発見し購入したそうです。
実は乾電池は明治時代には日本でも実用化されており、意外にも歴史が長い製品。ノイビスさんのツイートによると、どうやら「日本乾電池」という会社の製品で、ラベルを見るかぎりでは約90年前(大正時代)のものらしいとのこと。年月が経っているため電圧は低めのようですが、しかし「さすがに起動するのはびっくりです」とノイビスさん。
https://twitter.com/hieiteitoku1121/status/878538479533043712
(画像)
書かれている文字は旧字体
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この時点ではまだ起動していません
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繋ぎます
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起動した……!
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現代の乾電池と比べると大きい
乾電池の大きさは縦14.2cm、直径7cm。重さは1.3kgだそう。現代の物と比べると随分大きいです。大正時代の乾電池がまだ動くという事実に、Twitterでは「日本製品は100年前からすごかった」「寿命がすごい!」など、日本の技術力の高さに感心する声が多数。
また、「そんな昔から乾電池があったことに驚き」と驚くコメントもみられました。また、中には「酸化マンガンは復活するので、多少液漏れしていても周りの負極に使われている亜鉛が残っていれば、起電力が生じても不思議はありません」という詳しい解説も!
歴史的価値のあるものが現代でもまだまだ動くということにロマンを感じます。
(あゆみん)
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1706/29/news124.html
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(出典 cdn-ak.b.st-hatena.com)
(出典 image.itmedia.co.jp)
(出典 blog-imgs-106.fc2.com)
凄いなー
動くもんなんだな
昔の製品は意外に丈夫である
>>5
でけーよw
電卓は消費電力小さいからなぁ。
20年前に買った関数電卓、一度も電池交換してないのにまだ動く。
>>9
液晶のおかげだな。
旗のところは日の丸じゃなくて日立のマークなんかな、おもしろい
実は、乾電池は明治の日本人の発明だった。
http://www.baj.or.jp/knowledge/history01.html
乾電池を発明したのは日本人です。
冬季のシベリアでルクランシェ電池の電解液が凍ってしまって
無線機が使えなかった
日露戦争時に冬でも凍らない電池が必要になった、
↓
電解液を澱粉糊で練って紙に染みこませた
→乾電池が発明された
>>58 影の日露戦争の立役者
必要に迫られたその必要が戦争ってのが悲しいが、科学ってそういうもんなんだな
>>58
また愛国ホルホルかよとか思ったら本当だったw
ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%BE%E9%9B%BB%E6%B1%A0
小型湿電池の性能に不満を抱いた日本の時計技師屋井先蔵が、より取り扱いが簡素でまた日本の寒冷地でも使用可能な時計用小型一次電池「屋井式乾電池」を発明
>>19
特許でフランスのルクランシェに先を越されたんです。
現物が展示してありますのでどうぞ:
http://www.tus.ac.jp/today/archive/20170331001.html
>>59
不憫なのは乾電池の特許費用を捻出できず
乾電池を万博で披露➡速攻真似されて先に特許を取られてしまったって話あるからなぁ
この時代に電池使うような機器て何?
>>25
無線機とかラジオとか携帯電灯とか、今と大して変わらないんじゃないかな
>>29
当時の無線機とラジオは真空管だから、電池では動かない。
当時の電池用途のメインは時計だったと聞いた気が・・・
>>102
あまり知られていないが、
コンセントから電源をとるタイプは後から出来た。
交流電源は電池がいらないので「バッテリーエリミネーター」と言われた。
真空管を動作させる高電圧は、電池を多数直列にすることで実現していたよ。
当時のマニュアルも、電池を使用する回路になっている。
http://imgur.com/UAkv0uA
>>108
B電源は直流45Vだね。
往年のエバレディ製45V電池。
(出典 upload.wikimedia.org)
大正9年(1920年)代に一般ラジオ用に普及した真空管は,すべて乾電池あるいは蓄電池用
受信管でした。
昭和2年(1927年)にエリミネータ式受信機が出現しましたが、まだ電池用の真空管しかなかったので、
検波には礦石検波器を使用しなければなりませんでした。そのため、交流専用の受信管が出現する
昭和3年(1928年)までは、依然として電池式受信管の生産が大勢を占めていました。
また東京電気(マツダ)も昭和4年(1929年)始めまで電池用受信管の新製品を市場に出していました。
やがて、電灯線から電源を供給する交流用の受信管が開発されますが、それまでの間、引き続き
電池用の真空管は、それまでより省電力化された2V級電池用受信管が昭和5年(1930年)代に登場し、
一世を風靡しました。
戦争中のころの缶詰も食べようと思えば食べれるらしいし
凄いね
>>47
「普通に」処理されていれば缶詰は半永久的な保存食らしい
90年間液漏れしていなかったことがすごい
マンガン電池は内部抵抗が大きくて瞬発力は無いんだけど
ほかの電池と比べて自己放電がとても少ないので、ちょろちょろとしか電力使わず、
長い間交換しないような用途には、アルカリやリチウムよりいいんだよ
時計とか、リモコンの類とか。
安価だし、きちんと作られていればまず液漏れしない*
レトロな感じがいいな
一回このパッケで電池作れよ
乾電池は日本で評価されずに海外で評価されてから日本で注目されたよくあるパターンのひとつ
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